ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

コンサート

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久々にコンサートを開きます。

詳しくはコンサートの中でお話しようと思ってるので、ここでは少ししか触れませんが、器楽曲にラテン語のお祈りを歌詞として付けました。

 

これがまた楽しい作業で。

 

昨年、コロナで全く歌う気が無くなり、丸3ヶ月も歌いませんでした。

3ヶ月!!

かなり衰えててびっくりしました。

今回歌う曲たちが無かったら、3ヶ月よりもっと長い期間、歌わなかったと思います。

 

クラシックのコンサートではクラスターは発生していません。

けれども、かなり風当たりが強いのを感じます。

 

よくもまあ、そんな酷い言葉を居丈高に(しかも教会の中で)人に浴びせられるものだ、という方もいました。この方、他のクラシックのコンサートをキャンセルしたと話していて、それは別にいいのですが、クラシックのコンサートで密になって、大声でも出すおつもりだったんでしょうか…(クラシックのコンサートで、そんな迷惑な方はお断りなのでキャンセルしてくれてありがとう、なんですけどね)

 

色々と見聞きしますに、コンサートを開くだけが演奏家のやることじゃないだろうと仰る方もいるようです。

 

確かにそうかもしれませんが、そういう方は演奏による空間での気のやり取り、振動、波動などを味わったことの無い、本当の楽しみを知らない方なんだろうなぁと思います。

音楽の素晴らしさ、楽しさだけじゃない何かが、生演奏にはあるのですね。

なので、感染症対策をしっかりやって、楽しみたい方に提供したいと思います。

 

生演奏の良さ…

これはいくらこちらが言っても、また、それを感じて楽しんでるお客様が言っても、分からない人には分からないことなのでしょうね。

そのうち、また普通に演奏される世の中になった時に、分からなかった方もこういうことか!と感じられる機会が訪れればいいなと思います。