ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

ヴォイストレーニング

準備に3年半

稲城市民オペラ「愛の妙薬」は、Tokyo Tokyo FESTIVALの助成採択事業として開催しました。 説明会に参加したのは2018年3月。団長と私とで参加し、そこから市民オペラの楽しさを伝えたい!と運営委員会で何度も話し合い構想を練って「ボンジョルノ!市民オペ…

キューンってするんだよね❤

カルチャーにて。 「先生、石崎ひゅーいさんの『アヤメ』って曲知ってる?」と、生徒さん。 何かのドラマのエンディングか何かで流れていたそうで。 私、テレビは見ないので全く分からず。 このアーティストさんも全く存じ上げず… これは菖蒲。アヤメと見分…

発声のこと。

そういえば、発声のこと、どんな風に教えているか、などブログに挙げることはあまりしてませんね。 マンツーマンのレッスンであれば、それぞれなのですけど、カルチャーや市民オペラとなると数人対私…。どちらかと言えばマンツーマンの方がその人に起こって…

コンサート

久々にコンサートを開きます。 詳しくはコンサートの中でお話しようと思ってるので、ここでは少ししか触れませんが、器楽曲にラテン語のお祈りを歌詞として付けました。 これがまた楽しい作業で。 昨年、コロナで全く歌う気が無くなり、丸3ヶ月も歌いません…

教えること

カルチャーでの講師歴は来月で丸12年になります。 3年で辞めてやる!と最初の頃は言ってたんですが辞めよう辞めようと思いつつ、早12年です。 カルチャーで教え始めた頃、店長さんに最低人数を決められ「これを下回ったら教室を閉めましょう」と言われてい…

また進化した歌唱マスク

なんとまた進化したんです。 ある団員さんの提案で不織布バージョンを作ってみました。 不織布にも色々あって、硬かったりゴワゴワしたり。ちょうど良いものが見つかりました。 そして空間を保つことが出来るのか… これは難無くクリア。 従来の型紙に少し変…

久しぶりに雷。 落しました。 好き好んで落しているわけではないです。疲れるのですよ。お陰で日曜日は動けませんでした。身体中が痛くて痛くて… って、叱るのに身体を使うわけではありませんが、なぜか身体が動かなくなるほど疲れます。 週初めは息子の指定…

カルチャーで先生をするということ

カルチャーセンターでヴォイストレーニングの先生をするようになって、来年3月で丸12年になります。 よく続いてるなぁ…(⌒-⌒; ) 始めた頃は『3年我慢してやめる!』 って言ってたんです。結構つらかったんですよ。 カルチャーに私を紹介してくれた方はアロ…

いけませんねぇ。嫌われますわよ…

色んな方がいるもので、たまに困った方に遭遇することがあります。 かつては、レッスン中に私が指導してるにも関わらず、他の生徒さんに教える人がいたり。 中には私がマンツーマンで指導しているのに、アシスタントの如く私の後ろに付いて回り、一緒に指導…

なぜに低い

カルチャーセンターで教えていますが、それでいいの?とお叱りを受けそうなくらい緩〜いレッスンをやっております。 で、色々と曲をやり尽くして(といっても難しいものは避けているので、やろうと思えばいくらでも曲はある)どうしたもんかなぁと思っていた…

歌謡曲

カルチャーでのレッスンは、生徒さんが歌いたいものを。 いつだったかは、同窓会でカラオケに行くから、何としても上手に歌いたい❣️ということで、懐かしの歌謡曲を。(下町の太陽とか…私は知らない曲だった) で、また久々に歌謡曲オンリーでレッスンを。 …

風邪を引きやすいのは…

風邪っぴき大王のソプラノ歌手です。 年に3回は引いているのですが、なんとなんと、昨年の10月に酷いのを引いたっきり元気なんです。もう8月ですよ!約10ヶ月、薬を飲んでないのです。なんて健康的なんでしょ。 昨年の10月は教会コンサートを控えていて、…

新作マスク製作中

ペットロスが激しくて… コロナで公演もなくなり、活動が制限され鬱々としておりましたが少しずつ戻ってきました。 レッスンや稽古では、とにかく歌うという行為は飛沫が…ということでマスクやフェイスシールドを付けて歌うように言われてますが、 ねぇ… 苦し…

前にも歌えない日々があったなぁ…

緊急事態宣言は解除されてカルチャーの仕事は通常に戻りました。こちらは相変わらずユルユルと。 稲城市民オペラの稽古場にしている公民館は完全開館ではなく未だ活動はできない状況… おかげで庭仕事がはかどります。 (このバラはペッシュボンボン) フラン…

一緒に歌うと。

教会の話題が続いていますがご勘弁を。 ミサでは信徒全員で歌うのですけどね、私の近くにいると自分も歌が上手になった気がするのよ!と言ってくれた方がいました。 なんて嬉しい そういえば、昔むかし、素人の合唱団にソロとして歌いに行った時に「合唱パー…

茶碗蒸しと歌

2週間くらい前ですけど、久しぶりに、それこそ15年振りくらいに茶碗蒸しを作りました。 うちには「茶碗蒸し」用のお椀もあるのに食器棚の肥やしになってました。 そんなに作ってないんじゃ、お子たちは生まれて初めての茶碗蒸し? というわけではなく、息子…

声を守る

声には種類があります。 大まかに分けると ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス この中からまた更に分けられます。 で、種類によってオペラの役、歌う曲が変わってきます。 なので、自分の声の種類とは違う役や違う曲を…と依頼があっ…

レッスン 〜コロラトゥーラの難曲を。

先日、久々にレッスンに行ってきました。 今では年に何回か受ける程度。昨年までは丸5年もレッスンに行かず…というか行けず、昨年、久しぶりに再開。 学生の頃は、それこそレッスン漬けでした。 音大では担当の先生によるレッスンが週に一度。月に一度はホ…

それは騙し絵というか

カルチャーのヴォイトレのレッスンで。 最近は『花』という曲を最初に歌うようにしています。 ♪春の〜うらぁらぁの〜 じゃなくて、 ♪泣きなさぁい〜、笑いなさぁ〜い の方の『花』です。 使っている楽譜の調が、生徒さんたちには最高音が高く感じるんです。…

高音の母音

ある生徒さん。高音の『イ』の母音が苦手です。同じ音でも『ア』なら出る。 これね、話している時の『イ』の母音のまま歌おうとするからいけないんです。 歌声の『イ』ならば難なく出るはずなんです。 そこで両方をやってみせて、歌声の『イ』へのもって行き…

プロデューサー目線なのかも

ちょいと遣る瀬無い気持ちになることが続きまして。今日は(今日も?)辛口です。 オペラの他には、数人の歌い手さんとご一緒することもよくありますし、歌い手が数人出演するコンサートを聴くことも多ございます。 オペラ以外の演奏で数人で歌うとなると、…

緊張しない方法

そんな方法があったら知りたいソプラノ歌手・川上真澄です。 緊張します。かなりします。 演奏歴20年ですが、演奏のたびに「これが終わったらもう辞める!」と思いながら舞台袖にいます。でも、終わったらそんなこと忘れてます。 知り合いのお子さんが、ある…

ソプラノ歌手の練習

4月に『ラ・ボエーム』を上演します。 今はこの『ラ・ボエーム』の楽譜にかじりつきです。 アクート(ある高さを超えた高い音)は、さほど出てきません。アクート直前の音に難儀してます。アクートを超えると楽なんですが…。チェンジをどう処理するか。やは…

邦楽と洋楽

明治の時代に学校教育が始まって、音楽は西洋のもの一辺倒でやってきたのが、最近では邦楽も少しずつ取り入れられているようですね。 とはいえ、触りくらいなものでしょうけど。 息子が篳篥(ひちりき)のテストがあるということで、お茶を持っていきました…

子どもの発声指導

街ではクリスマス一色になってきましたね。ハロウィンが終わったら一斉に衣替えをして変わり身の早さ?に驚いてしまいました。 カトリック教会では次の日曜日から待降節、イエス様の誕生を待つ季節に入ります。なので、街のクリスマス一色はちょっと早いんで…

録音する派?しない派?

ソプラノ歌手・川上真澄です。 レッスンや稽古を録音、録画することがあります。で、撮っても見ない・聞かないこともあります。 市民オペラの団員さんで、とても熱心な方がいます。稽古を録音して次の稽古までに繰り返し聞いてくるそうです。録音して聞くこ…

触って確認。

ソプラノ歌手・川上真澄です。 ヴォイトレなんぞやってますと、お腹はこんな感じで膨らませるんですよと、自分のお腹を生徒さんに触って貰うことがあります。 先日の50人相手にしたヴォイトレでも、一人の方に私のお腹を触って頂きました。(さすがに全員に…

ラブコール!

ソプラノ歌手・川上真澄です。 人に言われて嬉しいことって何でしょう? 褒められること。 あなたがあなたであると認められること。 この辺でしょうか。嬉しいですよね。 この前、単発でヴォイトレをやってきました。 20人くらい集まるんじゃないかしらと聞…