ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

GOはGOでも

Go to キャンペーンで、出掛けないと損した気分…になってしまうのは、きっと踊らされてるんでしょうねぇ…。

 

さてさて。GOはGOでも『ひろみ』の方のコンサートに行ってきました。母のお供です。母には初めてのNHKホール。足も悪いし、東京には慣れてないのでお供。ツアー初日のコンサートでした。

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今回のプログラムはシングルで出した曲ばかりです、ということで馴染みのものばかり。馴染みとは言え、子どもの頃から母の影響でレコード(LP)をたくさん聞いていたので、ファンでもないのに普通の人より知っていると思います。

昨年のコンサートでも馴染みの曲をたくさん歌ってくれたので退屈することなくノリノリになって楽しんだのですが、お客様を楽しませるということでは流石❗としか言いようがありません。素晴らしいです。

 

コロナの影響で一つ飛ばしの座席設定、他にもコロナ対策はそこまでやる?というくらいでしたが皆さんノリノリでした。

で、

アンコールで曲の最後の方で…感極まって歌えなくなってしまわれたんです。珍しいことみたいですね。思わず「ゴメン…」と呟かれたのが印象的でした。

 

気持ちは、気持ちはすごーーーーく分かります。

演奏家にとってこのコロナ自粛期間は、生きている意味、存在意義が分からなくなる時間でした。

先日久しぶりに会ったピアニストは痩せてしまってましたし、なんでか知らんけど鶴を折り続けてた…って。私はマスクを縫い続けてましたけど。

 

だからそんな日々の色んな思いが去来したんだろうな、と。

ファンではないのですがね…あの年齢であの体型、キレッキレのダンス、声の衰えも感じない…素晴らしいですよ。コンサート、また行きたいなぁ❣️

ツアーは始まったばかり。もう1回行こうかなぁ。