ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

樽出しのヌーボー飲みませんか?

ソプラノ歌手・川上真澄です。

 

お久しぶりです。

更新してない間にもご訪問、ありがとうございました。

 

鬼門の10月が何も無いわけではなく、4月のボエーム終了から休む間もなく駆け抜けていたら、やっぱりドーンと具合が悪くなってしまい1ヶ月も伏せっておりました。

 

その間に恒例の教会コンサートもあり、最悪の体調と喉と声で本番を迎え、楽しみにしてらした方には申し訳なく…

 

いつもの私の演奏を知ってる方には「あれ?」と思われたようですが、知らない人はこんなものだろうと思われたみたいで、それはそれで良かったのかどうか…

主任神父様の「体調が良くない時ほど心が表れますね、良かったですよ」という言葉に救われました。

 

ミの音が、まるでハイCを出すかのような身体の使い方をしないと声が出ないという状況で、フレーズはここまでお腹を使わないと音が持続しないのか、と思うほど。

不時着するにはどう歌ったらいいのか、最悪のコンディションで表現するにはどうしたらいいのか、20数年の演奏生活ですが一番、脳味噌を使った演奏になりました。ある意味、凄く勉強になりました。

 

今度の風邪は「咳喘息」に移行してしまい、とうとうステロイドのお世話に。2週間きっちり薬を投与しました。

 

ステロイドって凄いですね。1日で咳は止まりました。あんなに痒かった喉が1日で治ったんです。

禁断の薬に手を出してしまった…

という感じです。

 

当然、副作用も。

「声枯れ」という、歌い手にとっては悪夢のような副作用です。

この話は、またアップしますね。

 

今は声枯れは治り、23日(土)のイベントに向けて頑張っています。

f:id:sop-masumi:20191119213126p:image

なんと、樽のヌーボーがありますよ!!

樽出しのヌーボーなんて、滅多に飲めませんからね、早くいらしてください。11時から開催です。