ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

ピンクレディ

先日、富士宮に行った時に高速道路を運転しながら大音量でピンクレディのCDを。

 

富士宮へは、稲城市民オペラ関連で2週続けて行ってきました。

稲城市民オペラが富士宮???

詳細は追ってお知らせしていきますね。

 

さて、

ピンクレディは子どもの頃の記憶が少しあるのみです。盛り上がっていたのは私が幼稚園の頃で、近所の少し年上のお姉ちゃんたちが熱狂的に歌ったり踊ったりしているのを眺めていました。

なので、当時はいまいち乗り切れずにピンクレディを見ていた感じ。

 

改めて音楽を聞いてみると凄いですね。

なんですか、あの内容!!!

爆笑しながら運転しました!

 

詩の題材もアイドルが歌うには『?』な感じです。

透明人間だの、UFOだの、カメレオンだの、

歌詞は何かぶっ壊れてるし、それに合わせて音楽というか、楽器の選び方、音の選び方の奇抜なこと!

通奏低音(ベース)の音形が、ホントに?ホントにこれでいくの?といったものが使われてたり、言葉選びのセンスがおじさんチックだったり、ある意味、新鮮というか…

この時代って、日本中がラリってました?

 

そして驚きなのは、ピンクレディのお二人の表現力。踊りもある意味凄かったですよね。

あんなとんでもない内容を見事に表現しきっているんです。20歳そこそこの若い頃でしたよね。爆笑しながらも感心して聞きました。あっぱれです。

 

CDの曲は年代順に並んでいるらしいのですけど、終わりの方の数曲、初めて耳にするものばかり。ある曲からピッタリと『ミューズが去った』といった感じなのです。二番煎じというか。

そうやって考えると、変わらず楽曲を提供しているサザンは凄いですね。