バカぢゃないのサラダ
久々に。
何の変哲もないようなサラダですが、かなりな具沢山です。
20年ほど前に、ラヴェンナに1ヶ月くらい滞在してレジデンスを出る前に冷蔵庫の中身を処分しなきゃ!と頑張ったら出来上がったサラダ。
具沢山にすればいい、というのではなく、ちょいとこだわりがありまして、
ブロッコリーやインゲン、カリフラワーなどの温野菜はアンチョビとオリーブ油で炒めたものをサラダに乗せます。
今回はちょいと少なくて、レタス、きゅうり、トマト、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、インゲン、オリーブ、茹で卵、ツナ、トウモロコシ。
ラヴェンナには旦那さんが関わっていたオペラ公演で。1ヶ月間もお友達(イタリア人も日本人も)がいない中、どうやって過ごしたんだっけ…?
当時はネットもやってなかったし、ホントに私、何をして過ごしたんだろう。
一人でボーッと時間を過ごすのが得意って、いいことなんだかどうなんだか。
で、オペラ公演にはフィレンツェからアルベルト(フィレンツェで住んでるアパートの大家さん)と日本人のお友達が見に来てくれて、このサラダを振る舞って「Insalata che stupido」(バカぢゃないのサラダ)よ!って言ってたら大ウケしてました。
とにかく、何が入ってるの?というほど色々入れます。冷蔵庫の掃除メニュー。
バルサミコ酢、塩、オリーブ油で頂きます。
美味しいですよ😊
種
夏らしいお天気が嬉しいですね。
庭に植えてあったものの二代目が育ってきました。
まずはボリジ。
数年前、うちの庭で咲いていたのに庭からは消滅して、なぜかお向かいさんの玄関前に移動。そこから移動させてうちの庭に戻したら、種が落ちたようでたくさん芽を出して大きくなりました。残念ながらどんな種だったのか、ちゃんと観察してませんでした…
これは何代目のボリジになるんだろう?戻ってきてくれて嬉しい。
それからホワイトレース
苗で植えたものは消滅。種が落ちて赤ちゃんがたくさん。雑草と間違えて抜かないようにしないと。
大好きなブルースターも。
落ちている白い綿毛が種。
種はラグビーボールを細長くしたようなサヤに入っています。放っておいたら勝手に落ちていました。芽が出ても雑草と間違わないようにしたいのですが、赤ちゃん時期がどんな姿なのか知らないので抜いてしまわないか心配です。
5月には
二代目ニゲラが咲いていました。
雑草抜きを掻い潜って生き残ってたんです。来年も出て来てくれるといいなぁ。
種子法改正とかで種を取って植えてはいけないそうですが、家庭菜園やこのように勝手に落ちたものはいいみたい。
種といえば、中国から謎の種が送り付けられるという事案が発生しているそうですね。
国外からの種は絶対に植えてはいけません…
わざわざ植えたわけではないのでしょうけど、国外から運ばれて帰化してしまった「ナガミヒナゲシ」という花をご存じでしょうか。
今ではあちこちに咲いているので、見たことない人はいないかもしれません。
イタリアではこの花が群生していて(雑草ですけど)とても美しかった…んですが、元々日本には無い花。危険外来植物だそうです。これが庭に入ってくると大変なことになります。繁殖力が強いというだけでなく、周りに生えている植物の光合成を阻害するんだそう。かわいい顔してえげつないです。
で、種と言えば…
イタリアのおっちゃんが種を送ってきたことがありまして。(もう10年以上も昔のことで時効かな)
野菜とか育ててるんならコレはどうだ?って、送る?私が喜ぶと思ってくれたようです。嬉しいんだけどね、農林水産省の警告文付きで送ってきましたわよ。もうビックリよ。廃棄ですよ、廃棄。種から育てるようなそんな力量、私にはございません。
なんたってブロッコリーやジャガイモの収穫時が分からなくて、そのまま食べずに終わってしまうんですから。トマトなら赤くなるから分かるんだけどね。
風邪を引きやすいのは…
風邪っぴき大王のソプラノ歌手です。
年に3回は引いているのですが、なんとなんと、昨年の10月に酷いのを引いたっきり元気なんです。もう8月ですよ!約10ヶ月、薬を飲んでないのです。なんて健康的なんでしょ。
昨年の10月は教会コンサートを控えていて、結局本番も風邪を引いたまま酷い声で歌いました。
その時の風邪は全ての症状を網羅するという、とんでもなくタチの悪いもので苦しかったぁ…。今流行っているコロナの走りだったのではないかと密かに思っています。(お腹もくだったし、頭痛もしたし、高熱も当然出たし、食べ物の味はよく分からないし、鼻水も咳も目ヤニも酷いし…)
結局、咳喘息に移行してステロイドのお世話になりました。お医者さまは12月まで薬を飲み続けろと有無を言わさない感じだったんですが、声枯れが酷くなったので自己判断で辞めました。
で、その後、コロナで自粛。
マスク、手洗いの徹底。顔を触らない。あまり出歩かない。
しょっちゅう熱も出してるので、地域のお医者様からはインフル地域第一号を疑われるのは毎年のことで、コロナは、もしかしたら第一号になるかも…って思ってたんです。
なんでだろ?なんで今は風邪引かないんだろ?
風邪を引きやすい体質なのになんで元気なんだろ?
マスクは相変わらず試行錯誤して作っております。歌唱マスクなるものは、息を吸い込む力が強いので口に張り付かないものを開発中(ほぼ完成)
で、思ったんですが、
この驚くべき吸引力が風邪のウィルスを引き寄せているんじゃないかと。
サプリメントとか色々試しましたし、民間療法と呼ばれるものは、きっとどんな人より知識は多いと思うんです。もう風邪ばっかり引いてるから、ほとんど諦め気味なんですけどね、他の人と何が違うって「吸引力」なのよ。
で、あんまり歌っていない今は全く風邪引かない…
皮肉なもんです。
歌唱マスク
研究に研究を重ねています。
歌う時には、このような普通のマスクでは歌いづらいのです。
そこで、
まずは第一弾。
どこぞの国の人のような感じです。
これは耳に掛けない、口や鼻からは離れていてファンデーションや口紅が付くこともなく快適。けっこうスカスカに空いてるから当然苦しくもない。
マスクとしては失格なんですね…。とりあえず自分の飛沫は飛ばさないというだけのもの。(エアロゾルは発生しまくり)
特殊な構造でコンパクトにならず持ち運びが面倒。
視界も悪い。鼻から下を覆ってるので、下が全く見えない。楽譜が見えない。
ということで、視界を良くしようと
布の真ん中部分を透明なので作ってみたんですが、これだけ隙間があっても暑い。楽譜は見えたけど、歪んでよく分からない!!
そこで、ガラッと方向転換して
箱型マスクを改良。
口元は空間があり、苦しくもなく透明ビニールシートより暑くならない。
鼻の上側はノーズワイヤーを入れてあるのでマスクとしての機能もOK。
もう視界は諦めました。下側を覆ったら見えないのは当たり前。
で、口元に空間はあったんですがね、歌うために息を吸うと布が口に張り付いて苦しいのなんのって。なにこの吸引力。私はダイソン?
で、透明ビニールシートだったら布みたいにパカパカ動いて口に張り付くこともないと思って、改良してみました。
透明だったら下側も見えるかもしれないじゃない?
(諦めたわけじゃなかった!)
でも、鼻部分を押さえるには布でないと痛いよね?ということでマスクの上側は布でノーズワイヤー入り。これでマスクとしての機能もOK。
って、やっぱり、目の下に布が来るってことは視界は悪くなるのよ。楽譜は見えず。
でも透明だから口が見えて歌ってる様子が分かっていいかなぁ…と。
下側はクールタオルを縫い付けて、首回りはさほど暑くならず。
口元には充分な空間があるし、ダイソン並みに息を吸っても口に張り付かないし、もしかしたら完成かも❤️
って思ったんですがね、
水滴が…
マスクに水滴が。
とっても湿潤なお口周りの環境。お肌に良さそう。
見てる側は不快ですよね。
上の画像も曇ってますけど、これ以上に凄いことになりました。
で、一番歌いやすい形のマスクを団員さんが作って付けてるんで、もう諦めてそれにするかなぁ…(その画像は無い)
もうちょっと頑張ってみます。
新作マスク製作中
ペットロスが激しくて…
コロナで公演もなくなり、活動が制限され鬱々としておりましたが少しずつ戻ってきました。
レッスンや稽古では、とにかく歌うという行為は飛沫が…ということでマスクやフェイスシールドを付けて歌うように言われてますが、
ねぇ…
苦しいんですよ。
そこで、
「飛沫が飛び散らないようにすればいい」
ということに特化したマスクを作ってます。
でもって、
耳にも掛けない。
肌にも付かない。(つまり口紅が付かない)
という付けているのを忘れるくらい、すごーく楽なマスク。
どこにも売ってないマスクです。
実用新案申請中
ってのを付けたかったんだけど商品化するわけでもないのに結構お金がかかるので、それは諦めました。
稽古とカルチャーで使って快適さを実感。
現在、改良版を製作中。
そのうちお披露目しますね。