ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

大入り

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稲城市民オペラの公演は毎回チケット完売、満席です。『大入り袋』をお渡しするのが通常行事のようになってます。

 

ノルマを課してると思われそうですが、これまでノルマを課したことはありません。でも、皆さん協力的なのです。

ある方は(ソリストでもないのに)何十枚も!

「どうしてそんなに売れるんですか?」とお聞きしたら「今度これやるの!」ってチラシを渡したらみんなが買ってくれるんです。って!!

 

お人柄なんでしょうね。素晴らしいです。

 

チケットが売れていくのは流れがあって、ある時には凄い勢いで出て行きます。動かない時は全く動かない。どういうカラクリなんだろう。

 

ひとつ言えるのは、稽古に熱が入って「これはいい公演になりそうだ」と、みんなが熱くなってきた頃に注文の電話が入り始めたりします。どこかで繋がってるんでしょうかね。面白いです。

 

さて、今回も早々とチケットが完売したため、お断りすることが多ございました。

チラシに気付くのが遅くなって…という方もいらっしゃって、心苦しいのなんのって。

 

今回、初の試みで「公演案内が欲しい方はご住所をお知らせください」と、希望の方に住所とお名前を書いて頂いたんです。この回収箱も団員さんが凝ったのを作ってくれましてね。(なぜか画像はない)せっかくの立派な回収箱でしたが、結果は3通…チーン。

 

だって、会場に来てる方はチケットを『買えた』人なんですものね。知らされなくとも判る、という方々。

ネット(このブログとか、Facebookとか)で知ることも出来ますから、わざわざ送って貰わなくても、と思われるんでしょうね。

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終演後、ロビーに出たところで合唱団員さんと。

今回は終幕は死にゆくメイクだったので、メイクさんに頬紅と口紅を付けて貰いロビーに出ました。

その分、ロビーに出るのが遅くなったので会えなかった方が多数で…。残念。

 

でしたが、知らない方に声を掛けられ「こうもりの公演から毎年見に来ています」って。

リピーターがいたんだと嬉しくなりました。