ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

お肌スベスベの湯かも!

毎日、何か用事があるソプラノ歌手・川上真澄です。

 

何ヶ月か前から(もっと前から?)おいでよ!と誘われていた箱根湯本の喜仙荘に行ってきました。

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こーんな快晴で。

これ、例の赤いワンピースです。こうして全体を写して見ると「赤いカンフーで黒帯」?

うん、なかなか強そうだ。

 

夏休み中で家族揃って時間が空く日は、この時のみでした。午前中は私がカルチャーの仕事、次の日は旦那ちゃんが午後から仕事。娘の塾も息子の部活も休みってことで、家族揃ってお泊りが出来る!って計画したはいいけど、うちのお犬様のことをすっかり忘れてました。

急遽、実家に預かって貰って、いざ箱根へ!

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食べきれないほどのご馳走❤️

これに天麩羅とか色々。

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お吸い物に浮かんだお魚の蒲鉾。

どっちから食べる?と娘。

頭から、と息子。私も頭から。

手の込んだお料理で、たっぷり頂きました。美味しかったぁ❤️

 

お腹が落ち着いたところで、2回目の入浴。

お肌がスベスベになる感じ。お湯の熱さは最初は凄く熱く感じるんですが、入ったらそうでもなくて柔らかい。

入ってるそばから、お肌がツルツル、スベスベになってくような感覚が。これは何度でも入りたい!

お湯はナトリウム塩化物泉で、無色透明、無味無臭。澄んだ美しいお湯です。効能を見ると身体がとても温まるので腰痛とかにもいいらしい。アトピーにも良しって。

 

喜仙荘は、バリトン歌手の中村 靖先生の旅館です。靖先生は大学時代、そして研究生の時は大変お世話になった先生。特に研究生時代は質問攻めにして困らせたようです。(自覚無し!)それでも面倒がらずに、しっかり答えてくださって私の歌の基礎となる部分に大きく関わってくださった先生です。

5年前には御殿場市民オペラの「ジャンニ・スキッキ」で、先生はジャンニ・スキッキ役、私はラウレッタ役、息子はゲラルディーノ役でご一緒しました。

今回、先生はいらっしゃらなくてお会いできず残念でしたが、今度は母を誘って来ようかなぁ。

 

次の日には箱根湯本駅近くを散策。

ちもとって和菓子屋さんが提供している抹茶かき氷が濃くて美味しかったのなんのって!

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舌を緑色に染めて堪能いたしました。

山へ

今年の夏は海ではなく山で終わりそうです。

 

先日、稲城市民オペラの顧問の先生にご報告を。いつもの公演とは違ってきてますから、また先生にお願いしなければならないことも。

 

顧問の先生は山登りが大好きな作曲家です。最近は山登りは?とお聞きしたら、そろそろまた登ろうと思ってます、というお返事。

先生ってば、御歳80?歳。確か86歳ではなかったかしら???

どなたかと一緒に行くんですか?とお尋ねしたら、一人で、ですって。

 

え?

下山して来れる???

 

思わず「一緒に行きます!」と。

 

だってさ、だってよ!

年寄りが山に行ったはいいけど下山して来ないって、そんなことない?!

すごーく心配。

 

天気予報では雨が続いていたので、延び延びになってました。

そしたら

「大丈夫、山は逃げないからお天気が良くなったら登りましょう」って、先生。

でもね、でもね。

明日より今日の方が若いのよ?山は逃げないかもしれないけど、寿命は逃げる…

 

で、約束してた日は快晴。

娘も誘って、いざ山へ。

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実はこの前の晩は飲み会で…

二日酔いにならなくて良かった!

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中央高速道路の下を通って…

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これは何の電車だろう?

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休憩しながら、なだらかな道を歩いて行きました。

きっと山登りは初めて(富士山は登ったことあるけど)という私に合わせて、ゆる〜いところを見繕ってくれたんでしょうね。

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湧き水のところまで。

この川を利用して「流しそうめん」をしている人たちがいました。川の中に半円の筒を沈めて川の流れを利用した流しそうめん

それくらい出来てしまう綺麗な川でした。

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深い緑と爽やかな風、冷たくて美味しい湧き水。

川に浸した足は氷のように冷たくなりました。

この暑さなのに、川は氷水のような冷たさなんですよ。

また行きたいなぁ。

 

 

 

週に3回…

せっかく痩せたのに元通りのソプラノ歌手・川上真澄です。

 

「痩せた?」と言われるくらいだったんですが、週に3回も飲み会に参加したら元に戻りました。

 

初回は教会のママさんたちと。

子どもが中高生になってしまうと、あまり会わなくなるので久々に。家族みたいにして過ごしてきてますから久しぶりでも初めて一緒に飲むのでも、なんの違和感も無し。

その後は稲城市民オペラの数人と。一緒に演奏活動をしていると、こちらも家族みたいな感覚になるんですね。

 

最後の一回はご報告会。

稲城市民オペラがTokyo Tokyo Festivalの助成採択事業の公演を打つことになって、ある方に途中までしか話してなかったのでご報告でした。

こちらがお誘いしてのセッティングだったので、こちら持ちでないと…なのですが、シャンパンとかのお高〜いのをご馳走になりました!

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ハモのジュレとか美味し〜いのをいっぱい出して貰いました。定休日だったのに無理言ってお店を開けてもらったんです。なのでお客さんは私たちのみ。

稲城駅近くの『和み屋』さんです。

ありがとうごさいました。またお願いします!

 

帽子職人に間違われた?

赤いワンピースを購入。

ちょっと丈が長かったので、短くしたんです。裾を折り曲げるよりも、上半身部分が間延びしたような長さだったので上を摘んで短くしました。

そうすると、変に縫い目が目立って。

ちょうど腰回り部分なので、そこにベルトをして隠せばいいんですがベルトだと何か変。

ってことで、リボンをベルトみたいに付けることにしました。

 

自分の身体の大きさも考えて、リボンは余裕を持たせて購入。そうするといい値段になるんですよ。たかがリボン、されどリボン。

 

サテンの生地だとテロテロして安っぽくなる感じがしたので、ザラザラした感触のものを。

そしたら会計の時に

 

「帽子の裏に使うんですか?」

 

 

ぼ、帽子の裏…

 

確かに帽子の裏、おでこの当たる部分にこういう素材の布が付いてます。

 

こんなに長いリボンを購入してるのよ?

何個の帽子を作ると思われたのかしら??

 

「帽子の裏」と限定されたら、ワンピースの外側に使うんですとは言いづらく、何と返事したらいいものやら「帽子の裏もいいですね…」と。

かたや裏で、こちらは表に、それもアクセントに。

表に出しちゃいけないのかと一瞬、ひるんでしまいました。

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ちょっと遠いけど赤いワンピース。

一緒に歌うと。

教会の話題が続いていますがご勘弁を。

 

ミサでは信徒全員で歌うのですけどね、私の近くにいると自分も歌が上手になった気がするのよ!と言ってくれた方がいました。

 

なんて嬉しい😊

 

そういえば、昔むかし、素人の合唱団にソロとして歌いに行った時に「合唱パートも歌ってください。そうすると合唱団員の声がよく出るから」とお願いされたことがありました。

 

そういうものなんですかね?

 

レッスンでは、たまに私が歌っているところを先生も一緒に歌ってくださることがあります。

そうすると一瞬で自分の歌唱との違いが感覚で分かるんです。同じ女性ということもあるので感覚で分かるのでしょう。私のためには凄くいいのですが、同時に、自分の下手くそさ加減も良く分かる…という…。

 

贅沢品…

所属教会の建て替えのために、色々と話し合いがなされているのですが、その中でオルガンの良いものを取り入れたいという要望があったそうなのです。

 

今のオルガンはかなり古いもので、時々ご機嫌斜めになってミサ中に音が鳴らなくなったり…

ピッチ(ヘルツ)も低いので弦楽器の方に嫌がられ、教会コンサートの時はオルガンと一緒に演奏することは憚られ…

 

なんていう感じで修理してもあまり変わらずという代物なので、オルガン奏者にしてみれば教会が新しくなるんだからオルガンも、も少しマシな物にしてくれい!というのが本音。

 

でもね、建て替えでかなりな額が必要なんですよ。あまり余計な物にお金が掛けられないのも実情。

 

良いもの…贅沢品の部類に入りますかねぇ…

 

確かにね。

 

そうなんだけど、なんかモヤモヤする。

 

 

ミサにおける歌は必要なものです。つまりそれを支えるオルガンは必須。

なのにミサ中に止まるオルガンなんて、まず有り得ない。職務放棄するオルガンを飼っておく必要はないわけで。

歌わないミサが主流であるのならオルガンは贅沢品でしょうけど、そうではないのだから必需品。

贅沢品と言ったのは「鳴れば良い」という考えなんでしょうね。そうなんだけどね、うーん、何というか。

食事するのに陶器の皿はいらない、紙でいいよと言われてるような気分。

 

あるところで目にしたんですが、歌うという行為は

「見えないものに語りかける、繋がる」ものなんだそう。

 

なのでね、歌うということは(見えない)神様と繋がることなんでしょうね。

しかも信徒全員で歌うんです。

これほど信仰を表すのに素晴らしいものはないですよね。

 

そうするとね、その歌を支えるオルガンは重要なアイテム。

心を合わせて良いハーモニーで賛美するんです。音が狂ったようなオルガンで良いハーモニーが生まれ…るとは…ちょっと考え難い。

 

良いオルガンであれば、奏者も張り切りますし、あわよくば奏者が増えるかもしれないし、良い音が鳴れば歌う方も気持ちが良いし、色んなことが相乗効果となって、伝染して良い方向に行くように思うんですよね。

 

なんだか分からないけど、この教会に来るのいいなぁ❤️なんて思ったら人が集まるような気もするし。

でも、そういうの数値化できないから「気のせい」「気の持ちよう」で済まされてしまいます。ちょっとしたことで皆んなが気持ちよく信仰の心を持ち続けられるのなら、贅沢品なんて言ってないで良いものにすればいいのにと思います。

 

その時は高く思うかもしれないけれど、たくさんの人に“良い音”を提供して、心を一つに歌うために働いてくれるんなら、ちっとも高いものじゃないと思うのですよ。

 

そういえば、聖アウグスティヌス

「歌うことは倍祈ること」

と言ったそうです。

 

良いオルガンに支えて貰って、たくさん歌って祈りましょ😇

 

 

 

 

 

シビアだな…

先日のミサの『聖書と典礼』で取り上げられていた“創世記”なんですが、

いつもこの箇所、笑いを堪えてます。

 

ソドムの街を滅ぼすの滅ぼさないのという話なんですが「50人正しい人がいたら滅ぼさないで!」とお願いするアブラハムと神さまの会話のシーン。

アブラハムが粘りに粘って、45人だったら?30人だったら?って、イライラしてしまいそうな交渉。

最終的に神さまは「10人正しい人がいたら、その10人のために滅ぼさないよ」と言うのです。

 

で、欄外を見たら

“結局、この街は滅ぼされてしまった”

 

 

え?

アブラハムとの約束は???

 

正しい人が居なくなったから滅ぼされた、らしいんですけどね。

それでもアブラハムの甥のロトとその家族は天使によって救い出されたとあるので、正しい人は居たんだよね?

 

 

あ、10人未満になったから😯

ということか???

 

なかなかシビアだな…