オペラの臨時練習
ソプラノ歌手・川上真澄です。
オペラ演出家の夫と稲城市民オペラを主宰しています。
来年4月14日にはプッチーニ作曲の『ラ・ボエーム』を上演致します。
先日、合唱団に臨時練習を行いました。いつもは指揮者がいて音楽的な指導を受けながら、そして来月からは演出家も加わり演技を付けての稽古が進められます。
稽古を見ながらいつも思うのですけど、もっと発声の観点からのサジェッションを入れた稽古をやらないといけないなぁ…と。たまにヴォイストレーニング的なこともやっているし、ヴォイトレをやった上で稽古に入ることもあるんですが、皆さんヴォイトレで言われたことと歌唱することが繋がらないんです。これは大きな問題です。
指揮者がいる場合の稽古では全体を見渡しての稽古になりますから、どうしても一人の人のつまずきは置いていってしまうことになる。これを何とかできないかと考えていました。
先日の臨時稽古では、参加人数が少なかったこともあり、じっくりと個人個人にサジェッションできて実りあるものになったと思います。
普段の稽古の大人数で、皆の前で個人に指導するとイジメてるようにも取られかねないので、たまにはこういう稽古もいいものです。
この時の様子を団員さんがブログを書いてくれました。
https://ameblo.jp/inaghiopera/entry-12417725906.html