プリマはワガママ?!
前回のカルチャーのヴォイトレ、風邪を引いて旦那ちゃんに代わりに行って貰ったんです。
彼も音大声楽科の出身ですから、当然ヴォイトレで教えられるし、イタリア語の発音に関しては私よりもプロフェッショナル!生徒さんたちからは「みっちりやって貰いました」って聞きました。
で、久しぶりにカルチャーに行ったんですが、これが楽しかったのなんのって!!
(いつも楽しいのだけど今回は噛みしめてしまいました)
レッスン時間が終わって、さて今日は何があるんだっけ?と現実に戻ったら、そうでした、夜にはボエームの稽古が入っていたんでした。忘れてた…。完全に現実逃避してましたね。
カルチャーでは、皆さんが歌いたい曲をピックアップしつつ、なるべく声楽的に歌い上げられるものを選んでいるんですが、ピッタリを見つけた時の嬉しさよ。
最近はカンツォーネを。
この前の風邪は完全にストレスから来るもので、まあ、色々とありますね…(具体的には申しません)
次から次へとやってくる問題に(その度にブチ切れてる私を見て)ムゼッタちゃんが私にプレゼントしてくれました。
今回の問題は難問でしてね、それが次から次になので心配してくれたんです。
プリマが倒れるわけにはいかないですから。
プリマはワガママだとか世間一般にプリマに関する悪評を思い起こすと、仕方ないよ、と思います。
かなりの重圧を感じるのですから。
でも、だからといって擁護はしません。
ワガママせずとも出来ますから。
…
いや、ワガママしてるつもりは無いのだけどね、自分を守るためにしていることが外から見るとワガママに見えるのかもしれない。
舞台上で何かあったら恥をかくのは自分なんです。人にどう思われようと舞台大事。
で、
「この部分、私の歌唱に被るから◯さんにはちゃんと歌って欲しいのよねぇ」なんて言ってたら旦那ちゃんが、
「分かった。プリマが気を悪くしてるからって、俺から話しておくから!ちゃんとやらないと楽屋から荷物を外に出されたりするからね!」って言っといてあげる。って!!!
楽屋から荷物、
出しません!!
(かつて、そういうことをしたソプラノがいたって有名な話)
現実逃避くらいは、かわいいもんですね。
さてね。
風邪を引くとアレルギーで咳喘息の症状が出るんです。実はカルチャーに行く朝も喉がおかしかったんですが、生徒さんたちと歌って、笑って…ということをしていたら、すっかり治っていました。
終わって、お決まりの
太麺皿うどん。
疲れてそうな私を見て何かを察知したのか
「今日は大盛りにしたよ」と、お店のおじちゃん。
プリマの扱いを心得ているようです。
ソウルフードで充電できたので、夜まで頑張りました。
4月14日の『ラ・ボエーム』までもうすぐです。