ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

こんな幼稚園には行かせたくない!と思った出来事

うちの娘(12歳)がユニーク過ぎて…

 

先日、自宅にある液体をリトマス試験紙に付けてくるという宿題が出まして、レモン汁にしたんですね。

 

「ママぁ、レモン汁ってこう書くよね?」

f:id:sop-masumi:20190119083135j:image

レモン汗💦

 

一本多いよ。

 

 

小さい頃から「は?」と、こちらが固まってしまう発言が多いです。

 

3歳くらいの時は半分の大きさになった月を見て

「お月様、パパが半分食べちゃった!」

と言ってました。なぜそういうことを言ったのか分かりません。

 

小さい頃のそういう発言はかわいいですよね。娘は、たぶん変わることなく大人になるのではないかと。ちょっと心配です。

 

 

よくよく考えたら私も凄いこと言ってました。

 

「爺ちゃんいつ死ぬ?」

と聞いて叱られてました。

ま、これは5歳くらいの時ですけど。

 

「爺ちゃん、ヒロポンって飲んだことある?」

と聞いて、爺ちゃんったら食べたものを喉に詰まらせそうになってました。(ヒロポンは戦時中に流行った麻薬)

これは大人になってからの発言です。(爺ちゃん、ごめんよ💦)

 

娘は私に似たのか…

 

 

子どもの発言は、なるほどと思うことがあったり、くすっと笑えることがあったり、楽しいものですね。でも、こちらが余裕が無い時はイライラしてしまうのはいかんなぁ…と思います。

 

さて、前置きが長くなりました。

幼稚園の入園試験のことです。もう10年くらい前の話。

 

気になる幼稚園があったので、入園させたいと考えていました。急に人気の出た幼稚園らしくて、入園試験なるものがありました。お受験なんて考えてませんでしたから、受けさせるだけ受けさせてみようと。

 

その日は幼稚園から少し離れたところに車を留め、幼稚園まで旦那ちゃんと娘の3人、手を繋いで歩いて行きました。

そうして入園試験面接では、若い女の先生が娘に質問しました。

 

 

先生「今日はどうやって来ましたか?」

 

娘は嬉しそうに答えました。

「お手々つないで来た!」

 

なんて情緒豊かなことを言うのでしょう。私も旦那ちゃんも心がホンワカと暖かくなったものを感じた時に、その先生が

 

「車でしょ!車で来たのよね!」と、

低くて怖ーい声で呟いていました。

 

一瞬で「こんな幼稚園、通わせられない!」と思いましたよ。

四角四面な回答しか受け付けられないって、教育機関として、しかも幼稚園としていかがなもんでしょ。

試験を通ったとしてもお断りしようか…などと考えていたら、見事に通りませんでした。良かった!

その後、この幼稚園の良くない噂を耳にしたので(推して知るべしという内容です)本当にご縁が無くて良かった。

 

結果、娘が通った幼稚園は、その幼稚園の前を通り過ぎて隣の市にあるカトリックの幼稚園。昔ながらの考え方の園で、給食は無く完全にお弁当。通園バスも無く、当時は私が預けたい曜日(仕事の日)の預かり保育も無かったんです。

ところが、月2回のヴォイストレーニングの仕事のために園を休ませ他所に預けているのを知った幼稚園が預かり保育を設けてくれたんです。常に子どものことを優先に考える園でした。

 

なぁんだ!通える範囲にカトリックの幼稚園があったんじゃない!!!私もカトリックの幼稚園出身ですし、何より家族全員カトリック信者なんだもの、その幼稚園しかないですよね。

 

結果、娘も私も幸せな幼稚園生活でした。その頃のママ友さんとはいまだに交流あり。有り難いことです。

 

当時は引っ越してきたばかりで地理感もなく、情報もなかったんです。この幼稚園を見つけて良かったぁ!

 

行かせたくない幼稚園、長くなるのでまた改めて書きますね。