ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

ヨーロッパの6月(コンサート・その5)

チャイコフスキーピアノ曲舟歌』も今回、アヴェ・マリアとしてアレンジしました。

ロシアの12ヶ月を題材に作られたピアノ作品集の6月にあたります。

 

6月というと日本ではジメジメ梅雨のイメージですが、ヨーロッパの6月は気持ちの良い私の好きな季節。今度イタリアに行く時は6月❣️と思うほど。(もう20年以上も昔のことになりますが5月末にイタリア中部のエルバ島で海水浴しました。気持ち良かったですよ)

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イタリア・エルバ島の海(2016年夏  撮影)

 

ロシアもきっと6月は外に繰り出し舟に揺られて遊びたくなる気候なんでしょう。

 

ところで、舟歌というと大抵が8分の6拍子などの8分音符、2拍子系のリズムで書かれることが多いと思うのですが、このチャイコフスキーの『舟歌』は4分の4拍子です。それでも、水の上をたゆとう感覚はあります。メロディは物悲しく美しい。途中で長調に転ずるところからは、やはり「Sancta Maria」の言葉を入れました。これも曲の起承転結と、お祈りの起承転結がピッタリ合った良いアレンジになったと思います。

 

久しぶりにイタリアの画像を取り出していたら、イタリアに行ってる夢を見ました。馴染みのBarでCappuccinoを注文してました。

羽田・ローマが開通しましたね。ですが私たちはいつも途中で乗り換えてフィレンツェに降ります。ヨーロッパ国内線は小さい飛行機✈️なので、ちょっとワクワクします。今度はいつ行けるのでしょうね…