ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

虫歯より怖いかも

続き。

 

子どもの頃から虫歯無しで来た方には気を付けて欲しいのですが…

とお医者様。

 

幸い、私が持っている虫歯はこの数年進展がない。

更に2年半も放っておいたのに全く変化無し。

虫歯になりにくい体質なんだと思います。

そんなわけで歯医者に行く習慣は無いし、(私は)痛みは感じないし。気が付いた時には手遅れになるから定期的に来いってことかなぁ…

 

と思ったら

歯槽膿漏菌の話でした。

 

虫歯菌は歯を溶かす。

歯槽膿漏菌は歯の土台の骨を溶かす。

 

しかもこの歯槽膿漏菌、土台の骨が溶けていっても痛みを感じないそうな…

 

私の場合、痛みを『痒み』として感じるので、「歯茎が痒い」と感じたら普通の人は痛いのだろう…と思います。

っていうか、歯って痛みを感じるの?

あんな硬い中に神経通ってるの?

やっぱり解せません。削るとくすぐったいよね?

(昔、奥歯の窪みが黒くなったので安全ピンのとがったところでガシガシ削ったことあります。黒いの無くなりました)

 

歯医者に行った時に歯周ポケットと呼ばれるところの深さを調べられると思いますが、この数値が少しずつ悪くなってます。って。

今すぐどうこうということは無いけど、って言いながら、これまでの資料を見せてくれました。

 

目の前に突きつけられると降参するしか無いですね。

 

で、最終的に歯が抜けてしまうって。

 

 

思い出しました!

私の父方の祖父(明治生まれ。既に他界)

40代で全ての歯が抜け落ちてました。

当時聞かされていたのは

「歯が強すぎて歯茎が負けて全部抜けた」

 

お刺身とか歯茎で噛んで食べてました。

(入れ歯はしてませんでした)

すごーい!歯茎も強いのね。

と思ってました。

 

これですね。

歯槽膿漏菌にやられたんですね。

 

半年に一度でいいから歯医者に来なさいって。

 

そうします。

 

ところで、虫歯になりにくい体質というのは、口内菌の環境みたいですね。

虫歯菌や歯周病菌に強い菌がいるそうで、それを研究培養して乳酸菌として商品化されています。

80歳まで歯20本に掛けて『L8020』と名前が付いているんだそう。

年齢とともにお口の中の免疫も下がってくるので、取り入れたいなぁ。歯が抜け落ちるのは勘弁です。