ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

私が作るレバーペーストが生臭くない理由

レバーはお好きですか?

私はあんまり得意ではありません。なので、レバーを使った料理は息子が好きな『レバにら炒め』と『レバーペースト』しか作れません。が、自分が作ったものは食べれます。

レバーペーストを初めて食べたのはフィレンツェに居た時だと思います。美味しかったのを覚えてますが、イタリアにいる間に作り方を習得したわけではありません。

 

さて、

先日、合唱団の皆さんと小道具作りをした時に差し入れしたバゲットのお供4種。バゲット3本はパン屋さんに予めスライスして貰いました。打ち合わせしたわけでもないのに、クラッカーを持ってきてた方がいまして、バゲットとクラッカーでちょうど良い感じに。

なのに、

作るのとセッティングに気を取られて画像撮り忘れ…

4種も並ぶと圧巻でした!

 

*定番のトマトとバジルをオリーブオイルで和えたもの

トスカーナの豆の煮込み(今回はひよこ豆

*マグロとアボカドを和えたもの

レバーペースト

 

マグロとアボカドは、醤油味ベースだったのが受けたのか、すぐに無くなりました。意外にも残るだろうと予想していたレバーペーストの無くなり方が早かったのです。300gのレバーが、その日のうちにペロッと。

「生臭くない!」という評判でした。

 

で、なんで生臭くないのだろうかと。

 

血抜きは、しっかりやります。

料理の本によると10分くらい塩水に浸けてとあるんですが、私はこれでもかって、1時間以上浸けてます。

その間、何度も塩水を変えます。レバーの白い部分は包丁で取り除き、包丁で切れ目を入れて何箇所か内側が水に当たるようにします。こうすると内側から血液が流れ出ます。とにかく、しつこいくらいに血抜きするのです。

その後は、キッチンペーパーを使ってしっかり水切り。水切りにも時間を掛けます。

 

たぶん、この血抜き作業が生臭さを軽減させてるんだろうと思います。

 

血抜きは、専門家から見るとそこまでやらなくても…とか、他にも良い方法が…とかありそうですが、今のところ、このやり方が私にはベストです。

牛乳に漬けるというやり方もあるようですが、私は牛乳が嫌い。

 

『嫌いなもの  in  嫌いなもの』

どんな苦行だ?

 

で、結論。

私が作るレバーペーストが生臭くない理由

 

レバーがあんまり好きじゃないから。