ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

クラリネットだけのオーケストラ

いよいよ21日は、クラリネットクワイヤーによるフォーレのレクイエムです。私はソロを担当します。

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この練習のために母校を訪れています。昨日は最後の練習でした。あとは前日に本番会場でリハーサルです。

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母校ではあるんですが、私が学生の頃は違うところに校舎があったので懐かしい…という気持ちは残念ながらありません。が、今回、合唱パートも歌っているんですけど学生の頃、カンマーコールというサークルで合唱を歌っていたのを懐かしく思い出しながら一緒に歌っています。

それにしても学生さんたちはキラキラして眩しいです。考えてみたら…うちの息子は16歳。うちの子とほとんど変わらない年齢なんですよね。

一緒に演奏するバリトンソロの市川さんは私が大学に入学した年に生まれたそうで…もう、ほとんど親子じゃないですか!!ということは12歳しか離れてない堀川先生との方が歳は近いのね…うーん、なんだか複雑な気分です。

 

演奏は昭和音大クラリネットクワイヤーのサークル。クラリネット奏者でもある堀川 豊彦先生の指導のもと活動しています。クラリネットクワイヤーとは、クラリネットだけで構成されるオーケストラのことです。お馴染みのあのクラリネットの他に、もっと大きなコントラバスクラリネットなど加わって、なかなか表情豊かなオーケストラになります。

 

コントラバスクラリネットという大きな楽器を抱えている学生さんを捕まえて色々質問してみました。試験ではあのポピュラーな方のクラリネットを演奏するんですって。こういう編成の時はコントラバスクラリネットを演奏したりするんですね。それにしても大きかったですよ。ほとんどファゴットではないかと思うくらい…

 

今回はこのクラリネット軍団にハープが加わって、フォーレの幻想的な世界を描きます。

会場は昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワ。馬蹄形の素敵なホールです。入場料は1000円。当日券もありますので、ぜひ聴きにいらしてください。

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