ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

イタリア野菜

フィノッキオといいます。

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画像では2つあるので、正式にはフィノッキです。葉の部分はフェンネルと呼ばれます。

イタリアにいる時はもっぱら、

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この下の部分を食べていました。

ちょいと傷んでるので外側を外しました。

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玉ねぎや筍みたいになってます。

セロリに似てるかもしれませんが、セロリよりも甘い香りがします。

これをピンツィモーニオにして食べるんです。食べ過ぎて口の中がエグくなりますが、それでも食べ続けてしまいます。

ピンツィモーニオという食べ方はトスカーナの食べ方なんですかね?イタリア全土でしょうかね?

デミタスカップくらいの大きさの器に、オリーブオイルと塩を入れて、野菜を付けて食べます。とても簡単!

バーニャカウダのニンニクとアンチョビが入ってないバージョンと思って貰えると分かりやすいかも。

 

フィノッキは、日本では食べられないと諦めていました。

それが何と、よく行くスーパーに置いてあったんです。最近知り合ったイタリア食に詳しい方に教えて貰いました。灯台下暗しでした。

しかも手頃な値段で売ってるんです。スーパーの人にまた入荷して貰うようお願いしました。いつでもあるわけではないようです。

 

アルベルトの話だとフィノッキには雌雄があるそうで、これは平べったいですが丸いのが美味しいんだとか。きっと丸いのは高級レストランなどに行ってしまうんでしょうね。平べったくても、日本で口にすることは出来なかったのですから御の字です。

 

今度はカルチョーフィ(アーティーチョーク)が食べたい!