ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

せっかくだもん、正しいイタリア語で。

美味しいピザのお店。

調布にあるピッツェリーア。『ピザ屋』さんなんて言いません。ここは本物のピッツェリーア でした。

 

だいぶ前に娘の幼稚園のママ友さんに連れられて行って、機会があれば訪れていました。

が、自宅からはちょっと遠いんです。

そんなわけで旦那ちゃんは未体験でした。

 

この前、甲州街道を通ったので、ようやく家族揃ってこのお店に。

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どれも本当に美味しいんですが、この『ピッツァ ビスマルク』大変感動いたしました!!

イタリアで食べるピザの味、お店の中はイタリアのピッツェリーアの匂いがします。ピザを持ち帰る人もいて、まるでイタリアのピッツェリーア。そう、調布に居ながら家族全員イタリアに飛んでおりました。

 

デザートどうする?アッフォガートがあるみたいよ?なんて言いつつメニューを見たら

『アッフォガード』という表記。

 

いや、

アッフォガートだよ!!

と言い張る私。

 

『ト』に点々が付くか付かないか。

 

付きません、絶対に。

 

デザートのアッフォガートは、アイスクリームにエスプレッソを掛けたもの。

「アイスクリームがコーヒーの中で溺れてる」という意味合いで『アッフォガート』と言います。

正式名称はGelato affogato

affogato(アッフォガート)とは『溺れた』という意味です。

 

これが『アッフォガード』だと、最後の文字がdo…そんな言葉ありません。

 

日本語だと『ト』か『ド』の違いで点々が付くかどうかの些細なことのように感じますが、

『T』か『D』の違いといったら、全くもって別物、ということがお判り頂けますでしょうか。

 

それにしても間違って入ってきてる言葉は山ほどあることでしょう。確実に私も間違って使ってる言葉はたくさんあるとは思うのですが、たまたま知ってる言葉だと気持ち悪いものを感じます。

そういえば昔、イタリア語の先生(イタリア人)が『◯⚪︎ス◯』という車に

「なんであの車は『見たことある』って名前なんですか?」と不思議がってたのを思い出しました。