ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

ウィルス通しません=???

この半年で手作り布マスクが市民権を得て、色々な型紙が出回って楽しいです。

 

そんな中に、HKマスクとかいうのが目に留まりまして。

どうやら布マスクの間に不織布やペーパータオルを挟み込むという方式のものを指すらしいです。その方式は新しく高性能(?)とかで、わざわざ『HKマスク』とやらの名前まで付いています。

 

が、しかし。

これね…もう10年も前から作ってましたし、マスクの間に挟む抗菌不織布は手芸用品のTOKAIさんで10年も前から売られてたんですよね。(購入してそのまま、後生大事に取ってありました。そして今も売られてます)

さも新しいものを発見したかのように出回ってるのが何とも…

 

当時は色柄布で作ったマスクは珍しく、フリマで出品してる私に面と向かって「色の着いた、柄物のマスクなんてねぇ…」と嫌悪感たっぷりで宣ったオバサマがいたんですが、黒いマスクがあっという間に市民権を得た今、そのオバサマも何食わぬ顔して色柄物のマスクを付けてるんだろうなぁと想像しています。

 

さて、

不織布やペーパータオルを挟み込む形のマスクは、このHKマスクの説明によると布だけのマスクに比べると性能は高いようです。

 

何を持って『高性能』とみなすのか。

医療関係の仕事をしている方に「マスクは苦しくないとマスクではない」と言われました。実際、N95マスクは苦しいらしいですね。

 

小さなウィルスは布程度では通り抜けてしまうでしょうから、入り込まないようにするには空気を遮断しなければなりません。遮断したら息が吸えません。なるべくウィルスが通れないようにし、なおかつ息が吸えるもの…。矛盾した要求をどう折り合いをつけるのか。一説によると、異なった種類の布を重ねたマスクは一種類の布で作られたものよりも通しにくいとか。ア〇のマスクはガーゼのみですから、それよりは普段、私が作ってるマスクの方が性能は上。ということになりますね。

 

先日「このマスク、とっても楽なのよ」というのを見せて貰いました。顎部分が浮いた形のもの。そりゃあそうでしょ。スカスカだもん。(作ってみました。楽です)

 

そういうわけで、

 

苦しくない=空気の通りが良い=どこか開いてる=ウィルスだって通り放題

 

ウィルス通しません=空気も通りません=息が吸えません=死にます

 

という図式になります。

 

 

挟み込むタイプのものは簡単に作れますが今はたまにしか作りません。面倒なんですよ…。で、挟み込んだものを外すの忘れてそのまま洗濯するんですよ…。

 

ちなみに挟み込むタイプのを作ろうと思ったのは、ティートゥリーやラベンダーなどの精油をマスクに取り込みたかったから。直接垂らすとシミになりそうなので、ティッシュやペーパータオルに垂らして挟み込みます。花粉症の方がラベンダー精油をマスクに挟み込むと、鼻が通ったと喜んでましたよ。

 

ティートゥリーは抗菌と抗ウィルス作用があるそうです。インフル・風邪が流行り出すと付けています。10ヶ月前には、これがコロナに効くと品薄になって焦りました。また無くなるでしょうから夏に100ml購入しておきました。が、首の老人性イボを取るのに結構使ってしまいました…(けっこう取れましたよ❣️)

 

そういうわけで、ウィルスを避けるものは…。

どれも一長一短あるもので、絶対にコレ!というものは無いと思います。風邪の薬を作れたらノーベル賞ものだって言いますしね。

 

やはり一番は人間の身体に備わった『免疫力』でしょう。

あとは太陽の光に当たって、ビタミンDを取り入れるのもお忘れなく。