ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

喉が蕁麻疹?

だいぶご無沙汰してしまってます。

ソプラノ歌手・川上真澄です。

 

稲城市民オペラの4月14日公演『ラ・ボエーム』に向けて、どうしよう…な日々を過ごしています。ブログどころではない状況が続いています。

 

お陰様で、公演2週間ちょっと前にチケットは完売いたしました!!

さあ、あとは集中です。

 

 

なのに、ですよ。

ちょっと色々ありまして、心労が重なってしまったんです。熱が出まして、身体は怠い、鼻水は凄い…。風邪です。年越しで引いたのに、また?!

鼻が悪くなりゃ喉だって。そうしたら咳が出るのは必然で。

 

咳が出たらどうなるか。

アレルギー発症ですよ。

喉が痒い痒いで咳が出続けます。

風邪は治ってるのに、咳が出続ける。この場合、咳止めは効かないんです。

咳が出続けると声枯れするから歌に影響あるんです。何とかしないといけませんが、この状況に良く効く薬を出してくださるお医者様に掛かる時間は無い…

 

『ビラノア』という薬が効くんですが、市販薬でも出てないのです。新薬です。

個人輸入の高ーいやつを購入…とも思いましたが、すぐに届くわけでもないみたい。

 

近所のお医者さんに掛かって「ビラノア効くから、それ出して!」ってお願いすればいいんですけどね。面倒。

 

で、色々と調べていくうちに、私の症状はもしかしたら蕁麻疹の薬が効くのではなかろうかと。

イタリアで海水浴した時にクラゲに刺され、患部が死にそうに痒くなって大変だったんです。処置は良かったんですが、クラゲでここまでなる?ってくらい。

帰国して病院に行ったら『アレルギー薬』で呆気なく治ってしまいました。痕が残るだろうというくらい酷い状態だったのに、今は全く分からなくなりました。

 

風邪の後に咳が出続ける時に出してくださる『ビラノア』という薬は花粉症のお薬でもあるのですが、効能には蕁麻疹とあります。

ということは蕁麻疹の飲み薬は…?

 

ドラッグストアで

レスタミンUコーワ》というのを見つけました。

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効能を見てみると蕁麻疹、鼻炎と書いてあります。

 

『鼻炎』!!

蕁麻疹、皮膚の痒みに効くお薬なのに。

症状は違っても『元』は同じということでしょうかね。これは私の痒い喉と咳に効くかもしれません。

 

稽古前に飲んだら1時間もしないうちに喉の痒みが治まってきて咳が出なくなりました。

効いたよ、効いた!!!

 

でもね。

なんだか声帯の方は乾燥してるような、腫れているような…

声を出すのに違和感があります。

稽古終わりには声枯れしてました。

 

『口が渇く』という副作用があるみたいです。これが出たら服用中止となってますが、口が渇いた感覚は無し。

でも、声には違和感。

というわけで、稽古前に飲むもんじゃありませんね。

1日3回の薬なので、稽古が無い日は普通に飲んで、稽古の日は寝る前と起きた時に飲むようにします。私の場合、クセになってる咳が治れば、それでアレルギー症状は無くなるので3日もすれば通常運転です。

 

咳してリアル・ミミを演じてましたが、それはやっぱり勘弁!

 

3回も飲まずとも、2回の服用で治ったみたい。

 

さあ、ラストスパートです。