ソプラノ川上真澄のオペラな生活

ソプラノ歌手の日常を。

汝の敵を愛せよ

いつも、いつも耳にする聖書の言葉です。

「汝の敵を愛せよ」

昨日のミサはこの箇所でした。

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子どもの頃から聞かされていて「んなこと出来るか!」って…笑

努力はしますよ!でもねぇ。

 

昨日のミサは主任神父さまではなく、サレジオ会からいらした神父さまでした。神父さまが読まれる箇所を、この『聖書と典礼』を見ずに聞いてくださいということで、じっくり噛み締めながら聞きました。

 

そうすると、いつも何となく聞いていた箇所がすっと入ってきました。

 

「自分によくしてくれる人を愛するのは罪人だってしている」

 

なるほど!!!

そうよね。誰でも出来ることよね。

 

神父さまは「人間は不完全。だから救われるんだ」と話されました。

 

敵と呼べるような人は私にはいませんが(組織を抜けたから!)あちこちで色々耳にします。

 

相変わらず、人を引きずり降ろそうとする人はいるもんですね。そういう人は何が上手って、上の人とのコミュニケーション。「あの人がこう言った」などと解釈を捻じ曲げて逐一報告するんです。

上に立つ人間は(レベルの低い人ほど)しょっちゅうコミュニケーションを取ってくる人が大好きで、言ってくる人の人間性など見ずにその人の言うことを信用します。

 

そうやって被害に遭うと『呪い』を掛けたくなります。が、イエス様はそうしちゃいかんと。逆に愛してあげなさいって。

 

仕返しなどして、そういう人と同じ土俵に立っては汚れますから距離を置くことしか出来ないのですが苦しみますよね。

 

仕返しといっても、そういうことが出来る人はしない人より一枚も二枚も上手なのです。するだけまた返されます。こういう人は、おそらく、生まれてくる前に悪魔と契約してきたんじゃなかろうかと思われます。

 

なのでね、悪魔と同じ方法で戦いを挑んではいけないのですよ。

悪魔に勝つのは『愛』なのでしょうね。

耐え忍んでいる方々に大天使ミカエルのご加護がありますように!