高音の母音
ある生徒さん。高音の『イ』の母音が苦手です。同じ音でも『ア』なら出る。
これね、話している時の『イ』の母音のまま歌おうとするからいけないんです。
歌声の『イ』ならば難なく出るはずなんです。
そこで両方をやってみせて、歌声の『イ』へのもって行きかたを説明。
それでいいの?って疑心暗鬼な顔をされるんですけど「いいから騙されたと思ってやってみてよ」ということでやって貰うと、あーら不思議、簡単に出来ちゃう。
そういえば昔、高音は『イ』の母音の方が楽だったのを思い出しました。『イ』から練習してたなぁ。
当時は高音は『ア』の方が楽だよ。と言われると、そうなの?と思ってましたが、今は『ア』の方が楽です。
何が変わったんだろう???
歌手になりたい
よく聞かれます。
「いつから歌い手になろうと思ったの?」
「歌手になりたい」というのは6歳くらいから思ってました。2歳の頃は演歌の『心残り』を2番まで覚えて歌っていたそうです(全く覚えてません)
とにかく歌うことが大好き。音楽が好き。子どもの頃はピアノを習いたいと何度もお願いしたけれど、それは当時は叶いませんでした。
今の私は子どもの頃からの夢が叶ったことになります。
「歌手」といっても、色々なジャンルがありますよね。オペラ歌手に、と思ったのはそれこそ大学に入ってからです。とにかく何でもいいから「歌っていられる」仕事がしたいと思ってました。
小学校2年か3年生かのある日、母に聞かれて歌手になりたいと答えたら「普段、全然歌わないのに?」と言われました。確かにそうだったんです。
それから中学2年生のある時、部活の先輩と音楽の先生に何になりたい?と聞かれて「歌手になりたい」と答えたら、音楽の先生からは
「顔がねぇ…」と言われました。
アイドル歌手になりたいと言ったわけではないのですが、あからさまに「顔が不味い」と言われたのは、これが最初で最後です。
画板というか絵を入れて持ち運ぶバッグ
娘が引き続き、絵の教室に通うことになりました。4歳からやっていたピアノは中学入学と同時に辞めてしまいました。残念ですが、好きなこと、やりたいことの方を選びました。
今度の絵の教室は歩いて行けないので、画板を、絵のバッグを…と思ったら、質実剛健なものばかりで気に入るのがありません。
というわけで手作り。
忙しいのに、徹夜状態で作りましたよ。(後々まで響くので、もう徹夜はしません!)
外側だけ見ると何の変哲も無い感じですが…
両脇をファスナーにし全開出来るようにして、百均で見つけたプラスチックの板を2枚入れて絵が折れないように工夫。
布は娘が選んだもので、外側のレースも娘のリクエスト。
完全オリジナルなので、構想に10日間!
我ながら良いものが出来たと思ってます。
その時にやっちまったのが
マチ針も一緒にミシンで縫ってしまうという…
それも3本も。
バキバキに破壊して取り出しました。
いよいよ情報解禁!
稲城市民オペラ、来年公演の情報を解禁しました。
《ボンジョルノ!市民オペラ》
〜市民によるオペラ革命 Tokyo2020〜
あなたも挑戦!オペラの舞台に立ってみよう
オペラ『愛の妙薬』
2020年5月5日、6日
たましんrisuruホール
イベントオープン12時
会場・客席オープン15時30分
開演16時
私は5日のアディーナ役です。
普通、オペラというと開場と開演時間の二つが設定されてますが、12時開始のイベントオープンとは何ぞや?ですよね。
合唱団員が中心になって、オペラの世界に誘います。
小道具やメイク、衣装など、オペラに纏わる様々な事柄をデモンストレーションします。
イベントは12時開始ですが、随時開催してますので、15時までのお好きな時間に来て頂ければOK。
特に目玉となるのは、体験講座。(これは開始時間が決まっていて要申込)
実際に舞台に乗って、オーケストラと一緒に演奏体験。舞台から見える客席はどんな感じか体感してもらおうという企画です。
団員さんたちは一般人。みんなオペラに魅せられた人たちばかりなんです。とっても楽しいこの世界を伝えたい!って、この企画は生まれました。
そして、そして、他にも驚くことがあります。
長崎や富士宮の合唱団とのコラボです。
プロでもない団体がここまで組織立ったことをやってしまうなんて、前代未聞かもしれません。
しかも、もう一人のアディーナは、長崎からやってきます。
この前の稽古では、わざわざ長崎から稲オペに顔を出してくれました。
稽古終了後は演出家(旦那ちゃん)、団長、副団長とデジタル担当の6人で食事。
こちらが、もう一人のアディーナの原さとみさんです。
なんと、彼女も佐世保出身!!!
アディーナは二人とも佐世保出身なんですよ。
ブログが滞るほどの忙しさだったのは、このプロジェクトに向けて動いていたからなんです。
やらなきゃいけないことは、これからも山ほどありますが、やっとここまで漕ぎ着けました。
これからは少ーしずつ裏話をアップしていきますね😝
オートチャージが必要な理由。
クレジットカードの更新と同時に、パスモの更新手続きも来ました。
パスモは、券売機でチャージするのではなく、改札を通る時に残高が足りなければ勝手に引き落とされるものにしています。
失くした時のことを考えると、ちょっと恐ろしいですが、そのリスクを負っても改札チャージにしておきたい理由があります。
これは、若い女性には必要なことかもしれません。(私は若い姉ちゃんではないですけど!)
よく変なの(失礼!)に追いかけられます。
イタリアではバス停2個分、走って逃げました。
自転車通学帰宅途中、自転車の前に急に立ちはだかってきて、振り払って逃げようとしたら後ろから自転車を掴まれたり。
もうね、恐怖以外の何ものでもないのですよ。
知ってる人?
いやいやいや、知りません。
全く知りません。
最大にして(たぶん)最後の恐怖は10数年前にありました。
電車の中。
私をじぃーっと見つめる男。
ジリジリと近づいてきます。
や、ヤバイやつだ!
これ、絶対ヤバイやつだ!
でも、近づいてくるだけで特に何もされてません。
だからといって、近づいてきたらどうなるかは分かりません。が、子どもの頃からの経験上、いやらしいことを言いながら身体をベタベタ触ってくるであろうことは想像が付きます。
大人なんだし、声を上げろと言われそうですが、触られなきゃ声を上げるわけにはいかない。一旦、触らせる?とんでもないことです。嫌です。
とにかく気持ち悪いので、私は離れたいのです。
気のせい?
ということもあるかもしれません。
車両を変えました。
追いかけてきます!!!
偶然かも?
追いかけてきます!!!
完全にロックオンされてます。
恐怖です。
さすがに電車を降りたら付いてくることはあるまい。
付いてきます!!!
うっそぉん。
たまたま、かもしれません。
どこまでも付いてきます!!!
走ってみました。
走ってきます!!!
他の路線へと乗り換えなので、まさかそこまでは付いて来ないだろうと思っても、どんどん付いてきます。
そっちに行くフリして、カッキーンと90度曲がって違う方向に行っても
90度曲がって付いてくるじゃないの!!!
どんな鬼ごっこよ???
なんで見ず知らずの人と新宿の駅構内で鬼ごっこしなきゃいけないのよ???
さぁ、ここでオートチャージの出番です。
切符の買い直しなんてしてたら、
チャージ料金が足りなくて改札で足留めなんてくらったら、
あぁ恐怖!
確実に捕まります!!!
逃げ切りました!!!
今より数キロ軽かったし、今より若かったので、走りきることが出来ました。
こういうことがあると駅員さんに助けを求めなさいと言われますが、それは最後の手段です。
状況説明してる間に捕まるじゃないの!!
それに、追いかけてくるだけなのですよ。チカンされた訳でもないし。
捕まった暁には何をされるか分かりませんが、追いかけてくるだけだから(まだ)悪いことはしてないのよ?
こちらが過剰に反応してると取られたら?
それこそ、余計な二重被害に遭いそうなので、まずは安全なところに逃げるのが得策と、子どもの頃からの経験で思います。(あまりに特殊なケース過ぎて事が起こるまで助けてくれる人はいません)
それにしても、どうして追いかけて来るのだろう?必ず一人の時です。
「何にも反撃しないような顔をしてるから」と言われたことがありますが、
友人には
『猛犬注意』
のステッカーをプレゼントしたいと言われたくらいですよ?
このステッカーを私に貼っておきたいそうです。
なんで追いかけてくるかなぁ。
Seiko Matsuda
富士宮への行きはピンクレディで、帰りは松田聖子さんのCDを。
松田聖子にハマった世代です。音域もちょうど合うし、ぶりっ子なんて言われてましたけど、かわいいものを追求してる姿は小学生女子には憧れの存在でした。
彼女の歌声はハスキーなんだけど、甘ったるい声を出したり、曲によってはスッキリとした声を出したり、なんとも不思議です。歌い分けていて表現力は凄いですね。(Sweet Memoriesが21歳の頃の歌唱だなんて、ちょっと驚きです)
詩の内容も等身大から少し背伸びしたような内容で、何というか、少女漫画を読んでいるような感覚になります。(ピンクのモーツァルトとは何ぞや?!と、笑ってしまいましたが)
『天使のウィンク』がリリースされた時、テレビで聞いてすぐにレコードを買いに行ったんです。その頃は佐世保におりましたので、四ヶ町のレコード屋さんにバスに乗って。
レジで会計をしていると店の人が「このレコード、よう出るね。すぐ掛けて!」と、店内の音楽がこの曲に変わりました。
富士宮の帰りは車を運転しながら熱唱しましたよ。旦那ちゃんは横で爆睡。
ただ、彼女の曲は『天使のウィンク』くらいまでしか歌えないのです。それまでのはB面の曲も歌えるのに。
佐世保から御殿場に移ることになって、友達も、人間関係も何もかもゼロからのスタートになってしまって、
その時の(故郷を離れて)淋しさ、悲しさ、辛さ、そういったものを歌謡曲では埋められなかったのです。
そんな時にハマったクラシック音楽。自分の気持ちに寄り添って癒してくれる存在だったんですね。
そういうわけで『天使のウィンク』以降の曲も初めましての気持ちで聞いたのですけど、しばらくはいい曲が続きますね。
途中「ん?もしかして出産後だった?」と思う曲があったり…(高音の伸びに違和感が…たぶん加齢によるものですね…若い時と同じにはいきません 泣)
CD後半はアメリカ進出の頃のでしょうか。あちらの音楽の作りになっていて、残念ながらしっくり来ない。
ちなみに、私のCD『Grazie Piena』のピアニストは、聖子ちゃんが神田正輝さんと結婚式を挙げた時に碑文谷教会でオルガンを弾いていた方です。
ピンクレディ
先日、富士宮に行った時に高速道路を運転しながら大音量でピンクレディのCDを。
詳細は追ってお知らせしていきますね。
さて、
ピンクレディは子どもの頃の記憶が少しあるのみです。盛り上がっていたのは私が幼稚園の頃で、近所の少し年上のお姉ちゃんたちが熱狂的に歌ったり踊ったりしているのを眺めていました。
なので、当時はいまいち乗り切れずにピンクレディを見ていた感じ。
改めて音楽を聞いてみると凄いですね。
なんですか、あの内容!!!
爆笑しながら運転しました!
詩の題材もアイドルが歌うには『?』な感じです。
透明人間だの、UFOだの、カメレオンだの、
歌詞は何かぶっ壊れてるし、それに合わせて音楽というか、楽器の選び方、音の選び方の奇抜なこと!
通奏低音(ベース)の音形が、ホントに?ホントにこれでいくの?といったものが使われてたり、言葉選びのセンスがおじさんチックだったり、ある意味、新鮮というか…
この時代って、日本中がラリってました?
そして驚きなのは、ピンクレディのお二人の表現力。踊りもある意味凄かったですよね。
あんなとんでもない内容を見事に表現しきっているんです。20歳そこそこの若い頃でしたよね。爆笑しながらも感心して聞きました。あっぱれです。
CDの曲は年代順に並んでいるらしいのですけど、終わりの方の数曲、初めて耳にするものばかり。ある曲からピッタリと『ミューズが去った』といった感じなのです。二番煎じというか。
そうやって考えると、変わらず楽曲を提供しているサザンは凄いですね。